スマート望遠鏡の便利さには勝てません。

星空が広がって天体撮影の条件が整ったのですが、急に寒くなってきたので短時間(数分)で設置できるスマート望遠鏡(SeeStar)を選択してしまいました。
設置後は暖房がある家の中からタブレットで撮影操作を行いました。
ほんの少し前までは考えられなかった撮影方法だと思いました。
撮影では光害カットフィルターを利用しない撮影を行った結果、明るめの天体は光害カットフィルターを利用した時より綺麗に写っていました。
それから、フォーカスについては観測天体の導入毎にAFフォーカスを行うと一度合わせて継続して撮影するよりピントが良くなっていました。
今回はSeeStarが自動スタック処理をした画像を紹介します。
<撮影機器>
スマート望遠鏡[ZWO_SeeStar_S50(口径50mm+焦点距離250mm)+(光害CutF)+(カメラ(IMX462(1920X1080))]、
三脚+レベライザー、制御ソフト[Andridoタブレット(Ver12)+SeeStar(VER1.9.0)]、
画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】燃える木&馬頭星雲 撮影日時=2023年11月9日 0:00~0:40頃
感度=自動、シャッタ=10秒、光害CutF無、ライトF=120枚(自動スタック20分)

 

【写真】オリオン星雲(M42) 撮影日時=2023年11月8日 23:40~24:00頃
感度=自動、シャッタ=10秒、光害CutF無、ライトF=60枚(自動スタック10分) 

 

【写真】M81銀河 撮影日時=2023年11月8日 22:40~23:40頃
感度=自動、シャッタ=10秒、光害CutF無、ライトF=174枚(自動スタック29分) 


【写真】バブル星雲(NGC7635) 撮影日時=2023年11月8日 20:50~21:40頃
感度=自動、シャッタ=10秒、光害CutF有、ライトF=180枚(自動スタック30分)