ZWO_SeeStar_S50を初めて使用しました。

予約していたZWO_SeeStar_S50がやっと届いたので使用しました。
初めてのスマート望遠鏡なので先に本体を購入した方がインターネットに投稿されている設定方法を参考にすることで本体及びスマートホンの設定もスムーズに行うことが出来ました。
また、制御アプリ(VER1.9.0)の表示は日本語になっていました。

このままでよいと思いますが本体から発せられるメッセージは中国語でした。

一つ気になる点は、この本体のみかもしれませんが、
充電を行いながら撮影を行うと追尾が安定せず星が流れて撮影で来ませんでした。
2つの天体をターゲットに撮影しましたが同じ現象でした。
なお、充電をやめて本体のバッテリーのみで行うと追尾が安定して約30分の撮影が出来ました。

良いと思う点は
①自動フォーカスのスピードが速い。
②天体導入のスピードが速い。
③本体の水平状態をリアルタイムでスマートホンに表示する。
三脚と本体の間にレベライザーを入れて置くと暗闇の中でも三脚に触らないで簡単に水平調整が出来ます。
④光害カットフィルターが内蔵されている。
⑤最近、初期予約価格より値上がりしていますが、総合するとコストパフォーマンスがすごく良いことです。

初めて撮影した写真をそのまま紹介します。
撮影データは本体(fits&jpg)とスマートフォン(jpg)に保存されるのですが
見た目が綺麗なスマートフォンに保存された写真を紹介します。
但し、月についてはライトF=10枚を合成しました。

<撮影機器>
スマート望遠鏡[ZWO_SeeStar_S50(口径50mm+焦点距離250mm)+(光害カットF)+(カメラ(IMX462(1920X1080))]、
三脚+レベライザー、制御ソフト[Andridoタブレット(VER12)+SeeStar(VER1.9.0)]、
画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】月 撮影日時=2023年10月23日 18:40頃
 感度=自動、シャッタ=自動、ライトF=10枚

 

【写真】亜鈴星雲(M27)  撮影日時=2023年10月23日 18:40~19:00頃
 感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=60枚(自動スタック10分)

 

【写真】アンドロメダ銀河(M31)撮影日時=2023年10月23日 20:00~20:40頃
 感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=126枚(自動スタック21分)

 

【写真】二重星団(Ngc869&Ngc884) 撮影日時=2023年10月23日 20:50~21:00頃
 感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=30枚(自動スタック5分) 

 

【写真】フィッシュヘッド星雲(Ic1795) 撮影日時=2023年10月23日 21:50~22:40頃
 感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=180枚(自動スタック30分)