月をSeeStar_S50とSV550_80EDで比較撮影しました。

月をSeeStar_S50とSV550_80EDで比較撮影しました。

SV550_80EDのフラットナーが届いたのでZWO_SeeStar_S50と月を比較撮影しました。
SV550_8OEDのカメラはEos_kiss_X9を使用しました。
解像度は画素数の違いもあり、SV550+X9の組合せの方が大きくした場合は綺麗でしたが、SeeStar_S50の方がコントラストが良くタブレットサイズの画面ではSV550+X9の組合せより綺麗でした。
その後、SeeStar_S50でパックマン星雲(NGC281)の撮影をしましたが、雲が発生して16分のスタック撮影を終了としました。
スタック状況を観察していると対象天体が雲に隠れるとスタックをやめて、対象天体が雲から出てくるとスタックを自動的に行っていました。最新のスマート望遠鏡の能力のすごさにあらためて愕きました。
それから、パックマン星雲(NGC281)はステライメージで調整しましたが露出不足のため、映りが悪いですが参考として紹介します。
SeeStar_S50で暗い星雲を撮影する場合、最低30分以上のスタックが必要であると思いました。
<撮影機器1>
鏡筒(SVBONY_SV550_80ED【480mm】+フラットナー)、経緯台(サイトロン_AZ-ZERO)、カメラ(Eos_kiss_X9)、画像処理ソフト(ステライメージ9)

【写真】月 撮影日時=2023年10月29日 19:00頃 一部トリミング
 感度=ISO400、シャッタ=1/2000秒、ライトF=20枚

 

<撮影機器2>
スマート望遠鏡[ZWO_SeeStar_S50(口径50mm+焦点距離250mm)+(光害カットF)+(カメラ(IMX462(1920X1080))]、三脚+レベライザー、制御ソフト[Andridoタブレット(VER12)+SeeStar(VER1.9.0)]、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】月 撮影日時=2023年10月23日 19:20頃
 感度=自動、シャッタ=自動、ライトF=10枚

 

【写真(参考)】パックマン星雲(NGC281) 撮影日時=2023年10月29日 19:30~20:00頃
 感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=96枚(自動スタック16分)