ZWO(ASIAIR+585MC)とSV550_80EDの組合せで撮影しました。

SeeStarは使い慣れてきたので、今回はZWO(ASIAIR+585MC)とSV550_80EDの組合せで電子観望兼撮影を行いました。
SeeStarと同じ天体を撮影しましたが、鏡筒の口径とカメラのセンサーサイズが違うので単純な比較はできませんが、コントラスト及び解像度にはかなり差があることが分かりました。
この観測機器の設置時間は約15分かかりましたがSeeStarの設置は数分で出来ています。
また、SeeStarのSTAモードの検証をしました。
仕組み的には、タブレット(スマホ)⇔WIFIルータ⇔SeeStarとなる無線接続でWIFIルータを中継するので、途中に障害物があってもWIFIルータを中間に設置することにより、SeeStarとタブレット(スマホ)がかなり離れていても安定した通信が出来ていました。
SeeStarはお手軽な電子観望兼撮影用機器として優れた能力を発揮すると改めて感じました。
今回はZWO(ASIAIR+585MC)とSV550_80EDで撮影した写真を紹介します。

<撮影機器>
鏡筒(SVBONY_SV550_80ED【480mm】+フラットナー)、赤道儀(Sky-Watcher_SA_GTi)、
カメラ=ZWO_ASI_585MC+QBPフィルター、CONT=ZWO_ASIAIR_PLUS、
ソフト=ASI_AIR、Andridoタブレット(VER12)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】パックマン星雲(NGC281) 撮影日時=2023年11月04日 19:40~20:20頃
 Gain=450、シャッタ=10秒、ライトF=167枚、ダークF=10枚 


【写真】アレイ星雲(M27) 撮影日時=2023年11月04日 20:30~20:50頃
 Gain=252、シャッタ=10秒、ライトF=91枚 

 

【写真】まゆ星雲(IC5146) 撮影日時=2023年11月04日 21:00~21:40頃
 Gain=252、感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=172枚


【写真】三日月星雲(NGC6888) 撮影日時=2023年11月04日 21:50~22:30頃
Gain=252、シャッタ=10秒、ライトF=171枚 

 

【写真】かに星雲(M1) 撮影日時=2023年11月04日 22:40~23:20頃
Gain=252、シャッタ=10秒、ライトF=168枚