SeeStar_S50でオリオン星雲を撮影しました。

SeeStar_S50でオリオン星雲(M42)を撮影しました。
明るい星雲は綺麗に写りますね。
使って分かったのですがカメラのセンサーが長方形で画角が小さく経緯台のため30分程度露出すると四隅のずれが大きくなってきます。
トリミングして使うとすると中心部に対象天体を配置することが重要だと思いました。
また、スタックの時間ですが約30分(10秒×180枚)の場合、実時間は約60分かかりました。
今回はSeeStarが自動スタック処理をした画像とステライメージでスタック処理をした画像を紹介します。
なお、ステライメージで処理した画像はスタック処理時に経緯台による四隅のずれが自動的にカットされています。

<撮影機器>
スマート望遠鏡[ZWO_SeeStar_S50(口径50mm+焦点距離250mm)+(光害カットF)+(カメラ(IMX462(1920X1080))]、
三脚+レベライザー、制御ソフト[Andridoタブレット(VER12)+SeeStar(VER1.9.0)]、
画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】オリオン星雲(M42) 撮影日時=2023年11月02日 22:40~23:10頃
感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=90枚(自動スタック15分) 

【写真】オリオン星雲(M42) 撮影日時=2023年11月02日 22:40~23:10頃
感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=90枚(ステライメージ9処理)

 

【写真】M33 撮影日時=2023年11月02日 21:10~22:10頃
感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=198枚(自動スタック33分) 

【写真】M33 撮影日時=2023年11月02日 21:10~22:10頃
感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=198枚(ステライメージ9処理)

 

【写真】まゆ星雲(IC5146) 撮影日時=2023年11月02日 20:00~21:00頃
感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=198枚(自動スタック33分) 


【写真】まゆ星雲(IC5146) 撮影日時=2023年11月02日 20:00~21:00頃
感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=198枚(ステライメージ9処理)

 

 

月をSeeStar_S50とSV550_80EDで比較撮影しました。

月をSeeStar_S50とSV550_80EDで比較撮影しました。

SV550_80EDのフラットナーが届いたのでZWO_SeeStar_S50と月を比較撮影しました。
SV550_8OEDのカメラはEos_kiss_X9を使用しました。
解像度は画素数の違いもあり、SV550+X9の組合せの方が大きくした場合は綺麗でしたが、SeeStar_S50の方がコントラストが良くタブレットサイズの画面ではSV550+X9の組合せより綺麗でした。
その後、SeeStar_S50でパックマン星雲(NGC281)の撮影をしましたが、雲が発生して16分のスタック撮影を終了としました。
スタック状況を観察していると対象天体が雲に隠れるとスタックをやめて、対象天体が雲から出てくるとスタックを自動的に行っていました。最新のスマート望遠鏡の能力のすごさにあらためて愕きました。
それから、パックマン星雲(NGC281)はステライメージで調整しましたが露出不足のため、映りが悪いですが参考として紹介します。
SeeStar_S50で暗い星雲を撮影する場合、最低30分以上のスタックが必要であると思いました。
<撮影機器1>
鏡筒(SVBONY_SV550_80ED【480mm】+フラットナー)、経緯台(サイトロン_AZ-ZERO)、カメラ(Eos_kiss_X9)、画像処理ソフト(ステライメージ9)

【写真】月 撮影日時=2023年10月29日 19:00頃 一部トリミング
 感度=ISO400、シャッタ=1/2000秒、ライトF=20枚

 

<撮影機器2>
スマート望遠鏡[ZWO_SeeStar_S50(口径50mm+焦点距離250mm)+(光害カットF)+(カメラ(IMX462(1920X1080))]、三脚+レベライザー、制御ソフト[Andridoタブレット(VER12)+SeeStar(VER1.9.0)]、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】月 撮影日時=2023年10月23日 19:20頃
 感度=自動、シャッタ=自動、ライトF=10枚

 

【写真(参考)】パックマン星雲(NGC281) 撮影日時=2023年10月29日 19:30~20:00頃
 感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=96枚(自動スタック16分)

 

ZWO_SeeStar_S50を初めて使用しました。

予約していたZWO_SeeStar_S50がやっと届いたので使用しました。
初めてのスマート望遠鏡なので先に本体を購入した方がインターネットに投稿されている設定方法を参考にすることで本体及びスマートホンの設定もスムーズに行うことが出来ました。
また、制御アプリ(VER1.9.0)の表示は日本語になっていました。

このままでよいと思いますが本体から発せられるメッセージは中国語でした。

一つ気になる点は、この本体のみかもしれませんが、
充電を行いながら撮影を行うと追尾が安定せず星が流れて撮影で来ませんでした。
2つの天体をターゲットに撮影しましたが同じ現象でした。
なお、充電をやめて本体のバッテリーのみで行うと追尾が安定して約30分の撮影が出来ました。

良いと思う点は
①自動フォーカスのスピードが速い。
②天体導入のスピードが速い。
③本体の水平状態をリアルタイムでスマートホンに表示する。
三脚と本体の間にレベライザーを入れて置くと暗闇の中でも三脚に触らないで簡単に水平調整が出来ます。
④光害カットフィルターが内蔵されている。
⑤最近、初期予約価格より値上がりしていますが、総合するとコストパフォーマンスがすごく良いことです。

初めて撮影した写真をそのまま紹介します。
撮影データは本体(fits&jpg)とスマートフォン(jpg)に保存されるのですが
見た目が綺麗なスマートフォンに保存された写真を紹介します。
但し、月についてはライトF=10枚を合成しました。

<撮影機器>
スマート望遠鏡[ZWO_SeeStar_S50(口径50mm+焦点距離250mm)+(光害カットF)+(カメラ(IMX462(1920X1080))]、
三脚+レベライザー、制御ソフト[Andridoタブレット(VER12)+SeeStar(VER1.9.0)]、
画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】月 撮影日時=2023年10月23日 18:40頃
 感度=自動、シャッタ=自動、ライトF=10枚

 

【写真】亜鈴星雲(M27)  撮影日時=2023年10月23日 18:40~19:00頃
 感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=60枚(自動スタック10分)

 

【写真】アンドロメダ銀河(M31)撮影日時=2023年10月23日 20:00~20:40頃
 感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=126枚(自動スタック21分)

 

【写真】二重星団(Ngc869&Ngc884) 撮影日時=2023年10月23日 20:50~21:00頃
 感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=30枚(自動スタック5分) 

 

【写真】フィッシュヘッド星雲(Ic1795) 撮影日時=2023年10月23日 21:50~22:40頃
 感度=自動、シャッタ=10秒、ライトF=180枚(自動スタック30分)

 

光害フィルタなしの鏡筒で撮影しました。

今回はタカハシのFC100DFを使用しました。
QBPフィルターを付けようと思いましたが装着方法を調べているうちに夜が来たので
やむなく、QBPフィルターレスで天頂付近の天体を撮影しました。
結果ですが、QBPフィルターなしの方が綺麗に撮れたような気がしました。
そのときに撮影した写真を紹介します。

<撮影機器>
鏡筒(Takahashi_FC100DF(740mmm)+フラットナー)、赤道儀(Kenko_EQ6_PROJ)、カメラ(Canon_Eos_Kiss_X9)、
撮影ソフト(ステラショット2)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】亜鈴星雲(M27) 撮影日時=2023年10月13日 21:00~21:40頃
 ISO=3200、シャッタ=15秒 ライトF=40枚

 

【写真】M33  撮影日時=2023年10月3日 21:50~22:50頃
 ISO=3200、シャッタ=30秒 ライトF=50枚

 

【写真】アンドロメダ銀河(M31)撮影日時=2023年10月13日 23:00~24:00頃
 ISO=3200、シャッタ=30秒 ライトF=50枚

 

【写真】プレダウス星団(M45) 撮影日時=2023年10月14日 00:10~01:10頃
 ISO=3200、シャッタ=30秒 ライトF=50枚

 

クェスチョンマーク星雲(NGC7822)を撮影しました。

狙っていたNGC7822の撮影が10月3~4日でやっと出来ました。
両日共に22:00頃になると高い雲が北方面から掛かってそれ以降の撮影は断念しました。
NGC7822について初日は露出時間不足のためボツとしましたが、4日はトータル約1時間の露出時間が確保できました。
今回はNGC7822と2日間で撮影した比較的綺麗な写真と撮影機器の写真を紹介します。
<撮影機器>
鏡筒(Askar_FMA180(180mm)+QBPⅢフィルター)、赤道儀(SkyWatcher_Star_Adventurer GTi)、カメラ(ZWO_ASI_533MC_PRO)、コントローラ(ZWO_ASIAIR_PLUS)、画像処理ソフト(ステライメージ9)


【写真】クェスチョンマーク星雲(NGC7822) 撮影日時=2023年10月4日 19:30~21:00頃
 gain=360、シャッタ=30秒 ライトF=116枚、ダーク=15枚

 

【写真】亜鈴星雲(M27) 撮影日時=2023年10月4日 21:00~21:20頃
 gain=360、シャッタ=30秒 ライトF=38枚、ダーク=15枚

 

【写真】サドル周辺 撮影日時=2023年10月3日 20:30~20:50頃
  gain=360、シャッタ=10秒  ライトF=110枚

 

【写真】アメリカ星雲&ペリカン星雲 撮影日時=2023年10月3日 21:00~21:20頃
 gain=360、シャッタ=10秒 ライトF=110枚

 

【写真】撮影機器

 

中秋の名月を撮影しました。

今回は北方向の星雲撮影の機器設置調整が完了したころから雲がわいてきて撮影を断念しましたが、本日は9月29日で中秋の名月で満月とのことなので雲の切れ間を狙って月を撮影したので紹介します。
今回はこれだけですが、次は撮影を断念したクェスチョンマーク星雲(NGC7822)、IC1805、IC1848、IC1396等を紹介出来るようにしたいと思います。なお、撮影は今回準備した鏡筒(ASKER_FMA180)+カメラ(ZWO_533MC_PRO)で行う予定です。

<撮影機器>
鏡筒(VIXSEN_ED81S【625mm】+UV/IRカットフィルター)、経緯台(サイトロン_AZ-ZERO)、カメラ(オリンパス_OMD_EM5)、画像処理ソフト(ステライメージ9)

【写真】月  撮影日時=2023年9月29日 22:30頃
 ISO=200、シャッター=1/1250秒 ライトF=10枚、一部トリミング

 

SVBONYの鏡筒(SV550_80ED)を初使用しました。

初秋となり、雲のない星空の日が多くなってきました。
但し、夜間の気温は20℃以下になるのでそろそろ防寒対策が必要になっています。
最近、アマゾンの特売でポチッたSVBONYの鏡筒(SV550_80ED)が届いたので月を撮影しました。
他の星雲も撮ろうとしましたが、この鏡筒は予想より重く、主に使用している赤道儀(SkyWatcher_Star_Adventurer GTi)に載せても安定しなかったので経緯台に乗せて使用しました。
まず、月のみを撮影し、そのあとで土星木星を観望しましたがさすが3枚玉のアポですね、小さいですがとても綺麗に見えました。
また前日に、撮影の復習のため、AskerのFMA180を使用して数件の天体を撮影しましたのでその写真を紹介します。
しばらく使っていないかったので撮影機器の細かな設定方法等を忘れていて、設置に手間取りました。
定期的に撮影機器を使用して熟練度を上げないといけないとあらためて思った次第です。

<撮影機器>
鏡筒(SVBONY_SV550_80ED【480mm】+UV/IRカットフィルター)、経緯台(サイトロン_AZ-ZERO)、カメラ(オリンパス_OMD_EM5)、画像処理ソフト(ステライメージ9)

【写真】月  撮影日時=2023年9月23日 19:30頃
 ISO=1600、シャッター=1/250秒 ライトF=10枚、一部トリミング

<撮影機器>
鏡筒(Askar_FMA180(180mm)+QBPⅢフィルター)、赤道儀(SkyWatcher_Star_Adventurer GTi)、カメラ(Canon_Eos_kissX9)、ソフト(ステラショット2)

【写真】わし星雲とオメガ星雲 撮影日時=2023年9月22日 19:00~19:40頃
ISO=3200、シャッター=30秒、ライト=50枚


【写真】網状星雲 撮影日時=2023年9月22日 19:50~20:30頃
ISO=6400、シャッター=30秒、ライト=50枚


【写真】らせん状星雲 撮影日時=2023年9月22日 20:40~21:20頃
ISO=3200、シャッター=30秒、ライト=50枚