しばらくぶりに天体撮影をしました。

本州に比べると気温は低いですが、北海道でも気温が30℃を超える日が続いています。
私の地域は昼間は晴天がありますが、日没直後から雲が増えてきてなかなか撮影チャンスが無い日々が約1か月以上続いています。
今回は太陽と日没直後の月を撮影しましたのでそれを紹介します。
そのあとは雲が増えてきて、他の天体撮影は次回となりました。
それから、やっとZWO社のSeeStar_S50の出荷が始まったようですね。
私が予約した製品は10月出荷となるとの連絡が代理店からありました。
到着が楽しみです。


<撮影機器>
鏡筒(ビクセン_ED81S【625mm】+NDフィルター+UV/IRカットフィルター)、経緯台(サイトロン_AZ-ZERO)、カメラ(オリンパス_OMD_EM5)、画像処理ソフト(ステライメージ9)

【写真】太陽  撮影日時=2023年8月23日 12:00頃
 ISO=200、シャッター=1/200秒 ライトF=1枚、一部トリミング


<撮影機器>
鏡筒(ビクセン_ED81S【625mm】)、経緯台(サイトロン_AZ-ZERO)、カメラ(オリンパス_OMD_EM5)、画像処理ソフト(ステライメージ9)

【写真】月  撮影日時=2023年8月23日 18:30頃
 ISO=1600、シャッター=1/1250秒 ライトF=20枚、一部トリミング

 

しばらくぶりに天の川周辺を撮影しました。

昼間は晴天が多いですが、夜には雲が増える日々が続いています。
その中で日没後に2~3時間雲がない日に天体撮影を行いました。
第一ターゲットは「バンビの横顔」にしました。
機器構成は比較的に短時間の設置、短時間の撤収が出来る様に
鏡筒、カメラ、ガイド鏡筒、ガイドカメラを最初から組立てケーブル類を接続済みの状態で鏡筒セットとして保管しておき
①設置時は水平雲台付きの三脚を設置し、雲台で水平確認
赤道儀(バランスウェイト調整済)を三脚に設置
赤道儀に鏡筒セットを設置
④鏡筒セットから出ているケーブルをパソコンと赤道儀に接続
電源ケーブルを各機器に接続
①~⑤までを10分以内に完了させます。また、撤収も10分以内て完了させました。
今回は焦点距離の短い(FMA180)とAPS-Cサイズセンサのカメラ(天体改造)で撮影を行いました。
その中で綺麗と思われる(^^; やや広めに撮影した写真を紹介します。

<撮影機器>
鏡筒(Askar_FMA180(180mm)+QBPⅢフィルター)、赤道儀(SkyWatcher_Star_Adventurer GTi)、カメラ(Canon_Eos_kissX9)、ソフト(ステラショット2+ステライメージ9)

 

【写真】わし星雲とオメガ星雲 撮影日時=2023年6月18日 21:20~22:00頃
ISO=3200、シャッター=15秒、ライト=60枚


【写真】網状星雲 撮影日時=2023年6月18日 22:10~22:35頃
ISO=6400、シャッター=30秒、ライト=25枚


【写真】三裂星雲&干潟星雲 撮影日時=2023年6月24日 22:20~22:55頃
ISO=3200、シャッター=30秒、ライト=35枚、一部トリミング

 

【写真】バンビの横顔 撮影日時=2023年6月24日 21:45~22:15頃
ISO=6400、シャッター=15秒、ライト=50枚、一部トリミング

 

AISAIRを利用した天体撮影にやっと慣れてきました。

AISAIRを利用して天体撮影をしていますか、5月の連休中に2回、AISAIRを利用した天体撮影をしましたが、何故かオートフォーカスもプレーソルビングによる自動導入も起動はするのでが完了までいかずエラーになって全く撮影ができませんでした。

このときは何度もAISAIR-PLUSの電源SWをON_OFFして再起動をして何度もトライを下のですが全くダメでした。その後、インターネットでAISAIR-PLUSの電源切断をソフト的にシャットダウンする方法が乗っていたので、さっそくソフト的にシャットダウンしてから電源SWをONした結果、理由はわかりませんがオートフォーカスもプレーソルビングも正常に動作するようになりました。
AISAIR-PLUSも小型のパソコンなので動作中のブチ切り(電源OFF)は良くないということですね。
その後はSharpstar_61edphⅡからレデューサを外して焦点距離を355mmに変えて北方向の天体をliveスタック撮影しました。
そのときLiveスタックした写真を紹介します。
また、後で分かったのですが、撮影したM101に超新星2023ixfが写っていて少し感動しました。
あまり綺麗ではありませんが、一年前に撮影したM101と超新星が写っていたM101も紹介します。
【システム構成】
鏡筒=Sharpstar_61edphⅡ(355mm)、赤道儀 Sky-Watcher_SA_GTi、
カメラ=ZWO_ASI_585MC+QBPフィルター、CONT=ZWO_ASIAIR_PLUS、
ソフト=ASI_AIR、ステライメージ9

【写真】M101 撮影日時=2023年5月25日 21:00頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=110ショット

<2022/5/08撮影(M101周辺をカット)> 

<2023/05/25撮影(M101周辺をカット)>

 

【写真】NGC6939(散開星団)&NGC6946(銀河)撮影日時=23年5月25日 22:00頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=170ショット

 

【写真】M51(親子銀河) 撮影日時=2023年5月25日 22:30頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=170ショット


【写真】NGC6888(三日月星雲) 撮影日時=2023年5月25日 23:00頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=100ショット

 

【写真】M27(アレイ星雲) 撮影日時=2023年5月26日 00:00頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=50ショット

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【写真】M106(銀河)  撮影日時=2023年5月10日 21:30頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=110ショット


【写真】M97(ふくろう星雲)&M108(銀河) 撮影日時=2023年5月10日 22:00頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=110ショット

 

南方向の銀河を撮影しました。

今年に入ってから撮影に小型のSky-Watcher_SA_GTi赤道儀+AIS_AIR_PLUSを使用していましたが、しばらくぶりに中型のKenko_EQ6PRO-J赤道儀+パソコン(ステラショット2)を利用して見ました。
やはり、重量がある赤道儀を利用すると安定感を感じます。
また、暖かくなってきているので夜も外で長時間の撮影が出来る様になりました。
あとは満天の星空が続くことを祈るだけです。
今回は、少し大きいSVBONYのSV503_102ED鏡筒を使用して南方向の銀河を撮影をしました。
以前。紹介した写真と一部ダブりますが、撮影した写真を紹介します

【観測機器】
鏡筒(SVBONY_SV503-102ED+QBPフィルタ+専用レデューサ(592mm))、赤道儀(Kenko_EQ6PRO-J)、カメラ(Canon_eos_kissX9(天体改造))、撮影ソフト(ステラショット2)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)


【写真】黒眼銀河(M64) 2023年5月24日 20:10~20:30頃
ISO=6400、シャッター=15秒、ライト=20枚、ダーク=20枚、フラット=20枚

 

【写真】M65&M66&NGC3628 2023年5月24日 21:00~21:30頃
ISO=6400、シャッター=30秒、ライト=20枚、ダーク=20枚、フラット=20枚

 

【写真】M49&NGC4526  2023年5月24日 21:30~22:00頃
ISO=6400、シャッター=30秒、ライト=20枚、ダーク=20枚、フラット=20枚

 

【写真】M58&M89&M90  2023年5月24日 22:00~22:30頃
ISO=6400、シャッター=30秒、ライト=30枚、ダーク=20枚、フラット=20枚

 

【写真】M84&M86&M87  2023年5月24日 22:30~23:00頃
ISO=6400、シャッター=30秒、ライト=20枚、ダーク=20枚、フラット=20枚

 

北方向の天体を撮影しました。

北方向は街灯があるため、今まで南方向の天体を撮影していましたが、望遠鏡の設置場所を変えて北方向の天体を撮影しました。
光害対策としてはQBPフィルター+UV/IRカットフィルターを利用しました。
今回は274mmの鏡筒を使用して広角に撮影しましたが、次回は700mm前後の鏡筒で撮影をしたいと思います。
キャツアイ星雲も狙ったのですが274mmでは白い丸にしか写りませんでした。
撮影した中で私的に綺麗と思う写真を紹介します。

【システム構成】
鏡筒=Sharpstar_61edphⅡ+RD(274mm)、赤道儀 Sky-Watcher_SA_GTi、
カメラ=ZWO_ASI_585MC+QBPフィルター、CONT=ZWO_ASIAIR_PLUS、
ソフト=ASI_AIR、ステライメージ9

【写真】M81&M82 撮影日時=2023年4月30日 20:30~21:00頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=110ショット

【写真】NGC2403 撮影日時=2023年4月30日 21:00~21:30頃
 ゲイン=400、シャッタ=30秒、スタック=60ショット

【写真】M51(親子銀河) 撮影日時=2023年4月21日 22:00~22:30頃
 ゲイン=400、シャッタ=30秒、スタック=50ショット

 

ASIAIRを使って電子観望しました。

前回組立てたシステムで電子観望を行いました。
設置と撤収は大変楽になりました。
但し、得られる画質は10cmクラスの鏡筒と中型赤道儀の組合せに比べるといまいちですが、日頃の天体観測や遠征した天体観測も気楽にできるメリットのほうが大きいと思いました。

また、オールインワンのZWO社のSeeStar_S50を使用するとさらに気軽に天体観測ができると思います。
なお、購入は検討していますが、初期ロットのトラブルが怖いので6月末頃に発注したいと思っています。

今回は、ASI_AIRが出力した補正なしのLIVEスタック写真とステライメージ9で補正した写真を紹介します。
LIVEスタックした補正なし写真のほうが綺麗なような気がしますが・・・(^_^,A
【システム構成】
鏡筒=Sharpstar_61EdphⅡ+RD(274mm)、赤道儀=Sky-Watcher_SA_GTi、カメラ=ZWO_ASI_585MC+QBPフィルター、CONT=ZWO_ASIAIR_PLUS、ソフト=ASI_AIR、ステライメージ9

【写真(画像補正無)】M51(親子銀河) 撮影日時=2023年4月24日 23:00~23:30頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=110ショット、一部トリミング

 

【写真(画像補正有)】M51(親子銀河) 撮影日時=2023年4月24日 23:00~23:30頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=110ショット、一部トリミング

 

【写真(画像補正無)】N3628&M66&M65 撮影日時=2023年4月21日 21:00~21:20頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=110ショット、一部トリミング

 

【写真(画像補正有)】N3628&M66&M65 撮影日時=2023年4月21日 21:20~21:20頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=110ショット、一部トリミング

 

【写真(画像補正無)】モンキー星雲 撮影日時=2023年4月24日 19:40~20:00頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=60ショット、一部トリミング


【写真(画像補正有)】モンキー星雲 撮影日時=2023年4月24日 19:40~20:00頃
 ゲイン=400、シャッタ=10秒、スタック=60ショット、一部トリミング

 

ZWO_AISAIR_PLUSでシステムを作って見ました。

初めて、AIS_AIR_PLUSで設置及び撤収が楽にできる、電子観望用のシステムを作ってみました。
但し、本命は最近、ZWO社から発売されたSeeStar_S50だと思いますが。
【システム構成】
①鏡筒 Sharpstar_61EdphⅡ+RD(274mm)
②カメラ ZWO_ASI_585MC+QBPフィルター
③オートガイド PlayerOne_ガイドスコープ(100mm)+ZWO_ASI_120MC
④コントローラ ZWO_ASI_AIR_PLUS
赤道儀 Sky-Watcher_Star Adventurer GTi
タブレット(Android(Ver8.0)+ASI_AIR(Ver2.1))

①~④までは組合せたままにして、赤道儀に接続する3本(DC(12V)、USB2、オートガイド)、コントローラ用の電源入力DC(12V)の4本のケーブルを外付したままでトランクに保管するようにしました。
使用時は赤道儀を設置後、4本のケーブルを接続することで利用可能としました。
実際に使用してみましたが設置及び撤収は10分以内で出来るようになりました。
電子観望を実施ましたが、ASI_AIR(Ver2.1)の操作に慣れていないため撮影写真はLIVEスタックのみになりました。
初めての経験でしたが、プレートソルビングによる正確な自動導入とオートフォーカス機能はすごいと思いました。
今回は、システム構成とLIVEスタックした写真を紹介します。
【システム構成】

 

【写真】NGC2903 撮影日時=2023年4月21日 21:00~21:10頃
 ゲイン=450、シャッタ=5秒、スタック=50ショット、一部トリミング

 

【写真】M64 撮影日時=2023年4月21日 21:20~21:30頃
 ゲイン=450、シャッタ=5秒、スタック=50ショット、一部トリミング

 

【写真】M100 撮影日時=2023年4月21日 21:40~21:50頃
 ゲイン=450、シャッタ=5秒、スタック=50ショット、一部トリミング