サイトロン Dual BPフィルターを使って撮影しました。

サイトロン Dual BPフィルター(DBP)を入手したので、早速使ってみました。
構成は鏡筒を星雲星団撮影用と惑星撮影撮影用を同時に赤道儀に搭載して撮影しました。セットは大変でしたが、撮影は楽にできました。
鏡筒1:SVBONY_SV503_80ED+レデュサー(420mm)、Dual BPフィルター、Canon_Eos_6D(天体改造)
鏡筒2:CELESTRON_XLT127(1250mm))、QBPフィルター、CMOSカメラ(ASI_ZWO_120MCーS)
赤道儀:kenko_EQ6Pro_J
ソフト:ステラショット2(導入撮影)、ステライメージ9(画像処理)

Dual BPフィルターはQBPフィルター以上に光害カット機能が強化されていると感じました。但し、適正露出するためにはQBPフィルター利用時以上に露出量(時間&感度)を増やさないといけないと思いました。また、過去にQBPフィルターで撮影した同じ天体写真と比べるとより違いが判りましたが、どちらが良いかの判断が難しいですね。
今回撮影した写真を何点か紹介しますが、Eos_6Dではカブリが発生しているため、切り取り処理をしています。
<撮影時の構成>

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<写真1>オリオン大星雲 2021年11月14日 0時頃
(ISO_6400、露出時間30秒×20枚、ダーク30秒×5枚、画像処理(ステライメージ9))

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<写真2>馬頭星雲   2021年11月14日 0時30分頃
(ISO_6400、露出時間30秒×20枚、ダーク30秒×5枚、画像処理(ステライメージ9))

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<写真3>ばら星雲   2021年11月14日 1時頃
(ISO_6400、露出時間30秒×20枚、ダーク30秒×5枚、画像処理(ステライメージ9))

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<写真4>クリスマスツリー星団 2021年11月14日 1時30分頃
(ISO_12800、露出時間30秒×20枚、ダーク30秒×5枚、画像処理(ステライメージ9))

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