わし星雲とオメガ星雲を撮影しました。

星座の辞典にて夏の星雲となる、「わし星雲」と「オメガ星雲」を撮影しました。
撮影ソフトはステラショット2(カメラ/EOS_6D)とSIStudioのLiveStacking(カメラ/ASI_533MC)を同時に利用して撮影しました。

今回は、映りが良かったSIStudioのLiveStackingを利用した写真を紹介します。

【観測機器構成】
鏡筒(SV_BONY_SV503_102ED+専用フラットナー+CBPフィルター/571mmm)、赤道儀(Kenko_EQ6PRO-J)、カメラ(ZWO_ASI_533MC_PRO)、
撮影ソフト(ASIStudio_V1.5.6)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】わし星雲(M16) 2022年5月16日 0:00頃
 ゲイン=320、スタック=1800秒(30Sec×60フレーム)、冷却温度=5℃


【写真】オメガ星雲(M17) 2022年5月16日 1:00頃
 ゲイン=320、スタック=1800秒(30Sec×60フレーム)、冷却温度=5℃

 

回転花火銀河(M101)と近郊の桜を撮影しました。

最初は普通に撮影しようと思ったのですが、半年ぶりに使用したKenkoのSEⅡ赤道儀の調子がいまいちで30秒程度でも星像が流れるので諦めてSIStudioのLiveStacking(10秒)を利用して撮影しました。
星像が流れる原因と対策は思案中、インターネットで調べると赤道儀のバランスを少し崩すと良いとのと記載があったので熟読して次回撮影時に実施したいと思います。
今回はM101の写真と近郊の桜の写真を紹介します。

【観測機器構成】
鏡筒(Visen_ed100sf(900mmm)+CBPフィルター)、赤道儀(Kenko_SEⅡ)、カメラ(ZWO_533MC_PRO)、撮影ソフト(ASIStudio_V1.5.6)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】回転花火銀河(M101) 2022年5月8日 23:00頃/3008x3008→1784x1276にトリミング/ゲイン=320、スタック=1800秒(10Sec×180フレーム)、冷却温度=5℃


【写真】支笏湖湖畔の桜 2022年5月9日 11:30頃

 

【写真】支笏湖樽前山 2022年5月9日 12:00頃

 

【写真】千歳市名水ふれあい公園の桜 2022年4月30日 14:00頃

 

電子観望にASIStudio(VER1.5.6)を使ってみました。

SIStudioのLiveStackingを利用して電子観望を行いました。
4月27日の夜は風がかなり強かったのですが、雲一つない星空でした。
最初にばら星雲を観望しました、パソコン画面で赤い星雲も短時間で見ることが出来ました。

但し、私の思い込みもあり、ファイル保存はSHARPCAPと同じ方法で自動的にファイル名を変更して保存すると思っていましたが、何もしないと、同じファイルホルダに同じ名前で保存されるので上書きになってしまい、数件の画像は無くなってしまいました。
気が付いてから、対象天体毎に保存ホルダを作成して指定することにより、そのあとのファイルは保存することが出来ました。
420mmの鏡筒で子持ち銀河等を撮影しましたが思っていたより綺麗に撮影できたと思いました。
その時撮影した写真(3008x3008→1000×1500程度にトリミング)を紹介します。

【観測機器構成】
鏡筒(Evostar72ED(420mmm)+CBPフィルタ)、経緯台(AZ-GTI)、カメラ(ZWOASI_533MC_PRO)、制御ソフト(Synscanpro)、

撮影ソフト(ASIStudio_V1.5.6)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

 

【写真】M63  2022年4月28日 00:20頃
 ゲイン=320、スタック=500秒(10Sec×50フレーム)、冷却温度=5℃


【写真】子持ち銀河(M51)  2022年4月28日 00:00頃
 ゲイン=320、スタック=500秒(10Sec×50フレーム)、冷却温度=5℃


【写真】M5(球状星団) 2022年4月27日 23:40頃
 ゲイン=320、スタック=500秒(10Sec×50フレーム)、冷却温度=5℃


【写真】M94  2022年4月27日 23:20頃
 ゲイン=320、スタック=500秒(10Sec×50フレーム)、冷却温度=5℃


【写真】M106  2022年4月27日 23:00頃
 ゲイン=320、スタック=500秒(10Sec×50フレーム)、冷却温度=5℃


【写真】M53(球状星団) 2022年4月27日 22:40頃
 ゲイン=320、スタック=500秒(10Sec×50フレーム)、冷却温度=5℃


【写真】M65&M66&N3828 2022年4月27日 22:20頃
 ゲイン=320、スタック=500秒(10Sec×50フレーム)、冷却温度=5℃

 

canon_extender_ef_1.4xを使用して春の銀河を撮影しました。

4月23日は一眼レフカメラのセンサーへゴミ混入を防止するために装備したcanon_extender_ef_1.4xを利用して銀河を撮影しました。
また、今回はステラショット2のオートガイダー機能も併せて使用しました。
前回使用した冷却CMOSカメラとはセンササイズの違いがあるため、パソコンへのデータ転送に時間が掛かるのか次の撮影開始までの間隔がかなり長く(533mcproの数倍)感じました。
また、canon_extender_ef1.4x Ⅱを使用したため、鏡筒の焦点距離が1260mmと大きくなりましたが、撮影像は歪みもなく綺麗に写っていました。
前回と重複する写真もありますが、撮影した写真を紹介します。
<撮影機器構成>
鏡筒((ビクセン_ED100sf(900mm))+(canon_extender_ef1.4x)(1260mm))、QBPフィルタ、カメラ(EOS_KISS_X9(天体改造))、赤道儀(KENKO_EQ6-PRO-J)
オートガイド(ガイド鏡(Evostar72EDⅡ(420mm))+カメラ(QHY_5L-IIM))、撮影ソフト(ステラショット2)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

 

【写真】かに星雲(M1)  撮影日時=2022年4月23日 20:00頃
 ISO=12800、ライト(60秒×25枚)、ダ-ク(60秒×10枚)、フラット(10枚)


【写真】スピンドル銀河(NGC3115) 撮影日時=2022年4月23日 21:30頃
 ISO=12800、ライト(60秒×16枚)、ダ-ク(60秒×10枚)、フラット(10枚)

 

【写真】M94  撮影日時=2022年4月23日 22:30頃
 ISO=12800、ライト(60秒×16枚)、ダ-ク(60秒×10枚)、フラット(10枚) 


【写真】M106  撮影日時=2022年4月23日 23:30頃
 ISO=12800、ライト(60秒×20枚)、ダ-ク(60秒×10枚)、フラット(10枚) 


【写真】子持ち銀河(M51)  撮影日時=2022年4月24日 00:00頃
 ISO=12800、ライト(60秒×20枚)、ダ-ク(60秒×10枚)、フラット(10枚)

 

【写真】M60+M59+M58(左から)  撮影日時=2022年4月24日 01:00頃
 ISO=12800、ライト(60秒×20枚)、ダ-ク(60秒×10枚)、フラット(10枚)

 

春の銀河をCMOSカメラで撮影しました。

4月19日の夜は満点の星空で月の出が遅かったので明るめの銀河を撮影しました。
SHARPCAPで冷却CMOSカメラを使用したときはク-ルノイズが多かった為、
今回はステラショットから冷却CMOSカメラを制御して撮影しました。
理由はわかりませんが、結果はク-ルノイズなしで撮影でき冷却CMOSカメラの実力を再確認しました。
今回は比較的きれいに撮影できた銀河を紹介します。
<撮影機器構成>
鏡筒(ビクセン_ED100sf(900mmm))、CBPフィルタ、カメラ(ZWO_533MC-PRO) 赤道儀(KENKO_EQ6-PRO-J)
撮影ソフト(ステラショット2)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

 

【写真】子持ち銀河(M51)  撮影日時=2022年4月19日 23:30頃
 ゲイン=500、ライトファイル(30秒×60枚)、ダ-クファイル(30秒×10枚)

 

【写真】ひまわり銀河(M63)  撮影日時=2022年4月19日 23:00頃
 ゲイン=500、ライトファイル(30秒×20枚)、ダ-クファイル(30秒×10枚)

 

【写真】M94  撮影日時=2022年4月19日 22:40頃
 ゲイン=500、ライトファイル(30秒×30枚)、ダ-クファイル(30秒×10枚)

 

【写真】黒眼銀河(M64)  撮影日時=2022年4月19日 22:00頃
 ゲイン=500、ライトファイル(30秒×30枚)、ダ-クファイル(30秒×10枚)

 

【写真】ソンブレロ銀河(M104)  撮影日時=2022年4月19日 21:40頃
 ゲイン=500、ライトファイル(30秒×20枚)、ダ-クファイル(30秒×10枚)

 

【写真】スピンドル銀河(NGC3115)  撮影日時=2022年4月19日 21:00頃
 ゲイン=500、ライトファイル(30秒×20枚)、ダ-クファイル(30秒×10枚)

 

【写真】エスキモー星雲(NGC2392)  撮影日時=2022年4月19日 20:40頃
 ゲイン=500、ライトファイル(30秒×20枚)、ダ-クファイル(30秒×10枚)

 

4月に比較的綺麗に撮れた映像を紹介します。

4月に入って活動を再開しましたが。
結果はいまいち、ZWOの533MC_PROはクールノイズが発生しまくりで対策を思案中。
去年から使っているCanon_Eos_Kiss_x9はノイズはやや多めですがきれいな写真が取れています。
冷却のCMOSカメラ(ZWO_533MC_PRO/私的には一番高価なカメラ)も導入しましたが、これまでの結果(画像処理技術は考慮しないで)を見るとCanon_EOS_6D(天体改造)が私的にはベストカメラだと思いました。
但し、SVBONYの冷却CMOSカメラのSV405CC(imx294)も気になっていますが。
今回は4月に入ってCanon_EosKiss_x9で撮影した映像を紹介します。
【写真】オリオン星雲 2022年4月4日 19:15頃
 鏡筒(vixen_ed100sf(900mm)_QBPフィルタ)、赤道儀(EQ6PRO)、カメラ(Eos_Kiss_x9(天体改造)) 
ISO6400、15sec×20枚、ダーク×10枚、画像処理(ステライメ-ジ9)

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【写真】月 2022年4月9日 21:00頃
 鏡筒(vixen_ed81s(625mm)_QBPフィルタ)、赤道儀(EQ6PRO)、カメラ(Eos_Kiss_x9(天体改造)) 
ISO1600、1/250sec×20枚、画像処理(ステライメ-ジ9)

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雪が解けたので活動を再開しました。

4月に入ってやっと家の前の雪がなくなったので活動を再開しました。
今回は雪が積もっている間に集めた機器もを使用して電子観望からはじめました。
利用機器は鏡筒(SV503-70ED+専用フラットナー+QBPフィルター+EAF)、経緯台(AZーGTI)+自動導入(SynScanpro)、
カメラ(PlayerOne Neptune-C II)、撮影ソフト(Shrapcap_4.0)
それから初めてZWOのEAFを使用したのですが、ブレもなくパソコンの画像を見ながらパソコン上でピント合わせできるのでが大変楽でした。
少し高いですが、他の鏡筒にも付けていきたいと思いました。
電子観望は設置が簡単でよいのですが。やはり画像はいまいちでした。
赤道儀を利用するとよくなるような気がするので次回は赤道儀で電子観望を行ってみたいと思います。
<観測機器構成>

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<電子観望の映像>
【写真】オリオン星雲(一部トリミング) 2022年4月2日 19:30頃
    ゲイン400、シャッタ(2sec)、スタック数300フレーム、画像処理(ステライメ-ジ9)

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