月明りの下で天体撮影をしました。

月明りの下で天体撮影をしました。

10月8日は満点の星空でしたが満月に近い月が出ていました。そのため、後かたずけは明るくて助かりましたが
月に近い対象や広角でとらえた写真はカブリがひどくて使い物になりませんでした。
それからSHARPCAPでliveスタックをしてみましたが、撮影画面では綺麗に取れていると思ったのですが、後日再確認したら、ミミズがはったようなゴミ映像が入っておりこれも没になりました。
インターネットでこのゴミ映像対策はダークファイルをliveスタック時に使用すると良いと書いてあったので、次回はこれを再確認し対策をしてみたいと思います。
但し、不思議なことにステラショットで撮影した映像にはミミズがはったようなゴミ映像はありませんでした。
今回、なかなか綺麗な写真が撮れなかったまですが、その中で綺麗に取れたと思う写真を紹介します。

【観測機器】
鏡筒(TAKAHASHI_FC100DF(740mm)+CBPフィルター)、赤道儀(Kenko_EQ6PRO-J)、カメラ(ZWO_ASI_533MC_PRO)、
撮影ソフト(ステラショット2)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】月      2022年10月8日 21:00頃
ゲイン=90、シャッター=100ms、一枚撮り、冷却温度=5℃

【写真】あれい星雲(M27) 2022年10月8日 18:30~19:00頃
ゲイン=500、シャッター=30sec、ライトファイル=60枚、冷却温度=5℃

【写真】青い雪玉星雲(NGC7662) 2022年10月8日 21:30~22:00頃
ゲイン=500、シャッター=10sec、ライトファイル=60枚、冷却温度=5℃

【写真】M33       2022年10月8日 23:30~00:00頃
ゲイン=500、シャッター=30sec、ライトファイル=60枚、冷却温度=5℃

【写真】オリオン星雲(M42) 2022年10月9日 13:00~13:15頃
ゲイン=500、シャッター=30sec、ライトファイル=10枚、冷却温度=5℃

 

【観測機器】
鏡筒(TAKAHASHI_FC100DF+2Xバロー(1440mm))、赤道儀(Kenko_EQ6PRO-J)、カメラ(ZWO_ASI_120MC)、
撮影ソフト(SHARPCAP)、画像処理ソフト(AutoStakkert+ステライメ-ジ9)

【写真】木星   2022年10月8日 22:30頃
ゲイン=40、シャッター=15ms、AVIファイル=(30フレーム×180秒)

 

【観測機器】
鏡筒(Asker_FMA180(180mm))、赤道儀(Kenko_EQ6PRO-J)、カメラ(Canon_Eos_6D(天体改造))、
撮影ソフト(ステラショット2)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】木星と月 2022年10月8日 21:00頃
ISO=100、シャッター=1/500Sec、一枚撮り

【写真】アンドロメダ星雲(M31) 2022年10月9日 0:00~0:30頃
ISO=3200、シャッター=10秒、ライトファイル=60枚、トリミング(5172X3648→3086X1872)