最近、撮影した写真を紹介します。(2)

9月下旬から10月1日にかけて撮影した天体写真を紹介します。
いろいろな方法で撮影しましたが、画像処理スキルが無いのでなかなか綺麗な仕上がりになりません。
天頂付近の対象物は比較的に綺麗に撮れていいのですが、緯度の低い対象物は光害対策フィルターを利用しても光害の影響でコントラストが悪くなっています。
対象物を絞って時間をかけて撮影するのが一番良いと思うのですが、欲張って、時間を短縮して、ついたくさんの対象物を撮影してしまいます。
今一番撮りたいのは「らせん状星雲」です。何回か撮影しましたが、すごく淡い星雲で強調処理でやっと星雲の存在と大きさが分かりました。
なお、紹介する、撮影した写真とその機器構成は以下の通りです。

【観測機器構成】
鏡筒【Vixsen_ED100SF(910mmm)+CBPフィルター】、赤道儀(Kenko_EQ6_PROJ)、カメラ(zwo_asi_533mcPro)、撮影ソフト(ステラショット2)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】亜鈴星雲(M27) 2022年9月26日 18:30~19:00頃
 冷却=5度、ゲイン=500、シャッタ=30s、ライト=30枚、フラット=10枚

【写真】M74 2022年9月26日 23:00~23:30頃
 冷却=5度、ゲイン=600、シャッタ=60s、ライト=30枚、フラット=10枚

【写真】M33 2022年9月26日 23:30~00:00頃
 冷却=5度、ゲイン=600、シャッタ=60s、ライト=25枚、フラット=10枚



【観測機器構成】
鏡筒(Asker_FMA180(180mmm)+QBPフィルター)、赤道儀(Kenko_EQ6_PROJ)、カメラ(Canon_Eos_6D(天体改造))、撮影ソフト(ステラショット2)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】アンドロメダ銀河(M31) 2022年9月27日 00:20~01:00頃
  ISO=6400、シャツタ=30sec、ライト=30枚、フラット=20枚



【観測機器構成】
鏡筒【Takahashi_FC100DF(740mmm)+CBPフィルター】、赤道儀(Kenko_EQ6_PROJ)、カメラ(zwo_asi_533mcPro)、撮影ソフト(ステラショット2)、画像処理ソフト(ステライメ-ジ9)

【写真】M15  2022年10月1日 18:50~19:00頃
 冷却=5度、ゲイン=600、シャッタ=5s、ライト=20枚、フラット=10枚

【写真】土星状星雲(NGC7009) 2022年10月1日 19:10~19:30頃
 冷却=5度、ゲイン=500、シャッタ=15s、ライト=20枚、フラット=10枚

【写真】らせん状星雲(NGC7293) 2022年10月1日 19:30~19:45頃
 冷却=5度、ゲイン=500、シャッタ=60s、ライト=10枚、フラット=10枚