はくちょう座サドル周辺の発光星雲を撮影しました。

7月20日の0時頃に、はくちょう座サドル周辺の発光星雲を撮影しました。

サドルは眼視で分かりましたが、周りにある発光星雲は眼視では全く見えなかったのです。そのため、カメラ(eoskiss-X9)の感度は前回と同じく最大(ISO25600)まで上げて露光30秒にして撮影しました。やはり画面ノイズはそれなりに多いですが、星雲の輪郭は映り込んでいました。

また、SV503_ED80(560mm)は焦点距離がターゲットには長すぎたようで全体はとらえられませんでしたが、次回は焦点距離の短い鏡筒で再度撮影したいと思います。

鏡筒はSV503_ED80でQBPフィルターを合わせて使用しましたが、サドルに赤外線によると思われるハロが発生していました。

強く光る星を写真に入れる場合は、QBPフィルターとUV/IRカットフィルターを併用する必要があるかもしれませんね。

撮影した写真はステライメージ9で自動コンポジットした後、フラット補正等の画像処理をして完成としました。

【撮影条件】望遠鏡(Svbony_SV503-ED80(560mm)+QBPフィルター、赤道儀(ケンコー(SEⅡ-J))、オートガイダ(QHY5L-Ⅱ-M)、カメラ_EOSKiss-X9(天体改造)、ステラショット2、ISO25600、露出時間30秒×21枚、ダーク×20枚、コンポジット&画像処理(ステライメージ9)

【撮影日時】2021年7月20日 0時頃

【写真】はくちょう座サドル周辺の発光星

 

f:id:remiruton:20210722140402j:plain