北アメリカ星雲とペリカン星雲を撮影しました。

 

7月19日の1時頃に、同時に撮影した北アメリカ星雲とペリカン星雲の写真を紹介します。

今回は眼視では全く見えなかったので、カメラ(eoskiss-X9)の感度を最大(ISO25600)まで上げて露光30秒にして撮影しました。やはり画面ノイズはそれなりに多いですが、星雲の輪郭は映り込んでいました。

鏡筒はSV503_ED80でQBPフィルターを合わせて使用しました。

SV503_ED80はアポクロマート鏡としては安価でピントも綺麗ですが、写真にすると想定以上に青ハロ、パープルフリンジが目立ちます。ところがQBPフィルターと組み合わせると青ハロ、パープルフリンジが嘘のように発生しなくなりました。

撮影した写真はステライメージ9で自動コンポジットした後、フラット補正等の画像処理をして完成としました。

【撮影条件】望遠鏡(Svbony_SV503-ED80(560mm)+QBPフィルター、赤道儀(ケンコー(SEⅡ-J))、オートガイダ(QHY5L-Ⅱ-M)、カメラ_EOSKiss-X9(天体改造)、ステラショット2、ISO25600、露出時間30×21枚、ダーク×15枚、フラット×10枚、コンポジット&画像処理(ステライメージ9)

【撮影年月日】2021年7月19日 1時頃  

【写真】 北アメリカ星雲(左)、ペリカン星雲(右)

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